「壁面緑化に挑戦したいけど、きれいに育てる自信がない」
外壁を華やかな印象に演出できる壁面緑化ですが、通常のガーデニングと比べても難易度が高いイメージがありますよね。育ちきるまでにかかる時間や、きれいに育てるためのコツが分からず、挑戦を諦めている人も多いかと思います。
そこで、手軽に壁面緑化を楽しみたい方におすすめなのが、造花を使った壁面緑化です。造花なら水やり不要で手入れが簡単なうえ、壁に飾るだけで、建物がおしゃれな印象に変わります。
本記事では、家庭でも取り入れやすい造花の壁面緑化アイデアや、おすすめの活用法、選び方のコツまで詳しくご紹介します。造花を使った壁面緑化に興味がある人は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
ウエキ園芸は、横浜市内で法人様向けに建物の壁面や屋上緑地を手掛けています。詳細は弊社のホームページをご覧ください。
ウエキ園芸HP>> 屋内・屋外壁面緑化/屋上緑化
壁面緑化に造花を使用するメリット
壁面緑化に造花を使用するメリットは以下の通りです。
- 水やり・虫の心配がない
- 手入れが不要で長持ち
- 日当たり・気温を選ばない
- 季節に合わせたアレンジも簡単
それぞれ詳しく見ていきましょう。
水やり・虫の心配がない
造花を使った壁面緑化の大きなメリットは、水やりが不要であることです。忙しい方や不在がちなご家庭でも、気軽にグリーンのある空間を楽しめます。
また、土を使わないため虫が湧く心配もなく、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して取り入れられます。植物の管理に不安がある方でも、手軽に緑の癒しを暮らしにプラスできますよ。
手入れが不要で長持ち
本物の植物と違って、剪定や植え替えなどの手間が一切かからないのも造花の魅力です。ホコリが気になるときに軽く拭き取るだけで、きれいな状態を長く保てます。
造花の品質も年々向上しており、近くで見ても本物と見間違えるような自然な風合いのものも多いです。お手入れの手間を省きながら、美しいグリーンのインテリアをキープできます。
日当たり・気温を選ばない
植物を育てるうえでネックになりがちなのが、設置場所の環境です。日当たりや風通し、室温などに左右される本物の植物とは違い、造花ならどんな場所でも設置可能なのが魅力です。
窓のない玄関やトイレ、北向きの部屋など、今まで諦めていた場所でも気軽にグリーンインテリアを楽しめます。設置場所の選択肢が広がることで、住まい全体に統一感を持たせることもできますよ。
季節に合わせたアレンジも簡単
造花なら、季節ごとに気軽にアレンジを変えられるのも魅力です。春は明るいパステルカラー、夏は爽やかなグリーン、秋は紅葉を思わせる葉、冬はホワイトやゴールドでまとめるなどアレンジもできます。
交換も手間いらずで、気分転換にもぴったりです。
造花を使った自宅の壁面緑化アイデア
造花を使った壁面緑化のアイデアを紹介します。
- リビングや玄関を飾るグリーンウォール
- すのこ・ワイヤーネットでDIY壁面アート
- 造花×フェイクグリーンのミックスコーディネー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
リビングや玄関を飾るグリーンウォール
造花を使って壁面緑化に挑戦するなら、お部屋の印象をパッと明るく変えてくれるグリーンウォールがおすすめです。造花を使えば、リビングの壁や玄関のちょっとしたスペースにも気軽に取り入れられます。
家族が集まるリビングには、ボリューム感のある葉物や明るい色味の花を組み合わせると華やかになります。玄関には、ナチュラルなグリーンをベースに落ち着いたトーンの造花を選べば、訪れた人にも好印象を与えられます。
壁面を活かした緑のインテリアで、毎日の暮らしに癒しをプラスしてみるのはいかがでしょうか。
すのこ・ワイヤーネットでDIY壁面アート
「自分でアレンジして楽しみたい」という方には、すのこやワイヤーネットを使ったDIY壁面アートがおすすめです。100円ショップなどで手に入るアイテムを組み合わせるだけで、オリジナルのグリーンアートが完成します。
造花やフェイクグリーンを差し込んだり、麻紐やクリップで留めたりするだけで、ナチュラルでおしゃれな印象を楽しめます。壁に直接取り付けずに飾れるので、賃貸でも安心です。
お子さんと一緒に作るのも楽しいので、家族でガーデニングに挑戦しようと思っている方にもおすすめですよ。
造花×フェイクグリーンのミックスコーディネート
壁面緑化をもっと楽しむなら、造花とフェイクグリーンを組み合わせたミックスコーディネートに挑戦してみましょう。グリーンだけでは単調になりがちな空間も、花を加えることで華やかさや季節感がアップします。
たとえば、ユーカリやアイビーのような葉ものに、ラベンダーやミモザのような小花をプラスするだけで、ぐっとおしゃれな印象になります。色や形のバランスを意識しながら、自分好みの壁面アレンジを楽しんでみてください。
造花壁面緑化を長く楽しむコツと注意点
造花の壁面緑化を長く楽しむためのコツと注意点は以下の通りです。
- ホコリがたまらないように定期的に掃除する
- 直射日光や湿気を避ける場所に設置する
- 耐久性のある素材を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ホコリがたまらないように定期的に掃除する
造花の壁面緑化は手間いらずとはいえ、長くきれいに保つためには、定期的なお掃除が大切です。特に葉の表面や花びらにはホコリがたまりやすいため、月に一度はやさしく拭き取るようにしましょう。
柔らかいハンディモップや乾いた布でなでるだけでも十分清潔に保てます。掃除のついでに配置を少し変えてみると、季節ごとの模様替えも楽しめます。
直射日光や湿気を避ける場所に設置する
造花やフェイクグリーンは日光や湿気に強いとはいえ、直射日光が当たると色あせの原因になったり、湿気の多い場所ではカビが生える恐れもあります。設置場所は、風通しがよく直射日光の当たらない場所を選ぶのがポイントです。
特に窓辺やキッチン・浴室近くに飾る場合は、日よけや除湿対策も検討すると安心です。
耐久性のある素材を選ぶ
せっかく飾るなら、長く使えるアイテムを選びたいですよね。屋内用の造花やフェイクグリーンにもさまざまな素材がありますが、なるべく色落ちしにくく、葉がちぎれにくい耐久性のあるものを選びましょう。
ポリエステルやPE素材などは見た目もリアルで丈夫なのでおすすめです。特に壁面に取り付ける場合は、しっかり固定できる作りかどうかもチェックしておくと安心です。
まとめ
今回は、造花で楽しむ壁面緑化について紹介しました。一見すると難易度が高そうな壁面緑化も、造花を使用することで手軽に楽しむことができます。
お手入れの負担を大幅に減らせるだけでなく、季節を問わずにあざやかな花の色合いを楽しめるのもメリットです。さまざまな事情で生花を使った壁面緑化に挑戦することが難しい場合でも、造花の壁面緑化であれば安心して取り入れることができます。
壁面緑化に興味がある人は、ぜひ造花の使用を検討してみてください。
ウエキ園芸は、横浜市内で法人様向けに建物の壁面や屋上緑地を手掛けています。詳細は弊社のホームページをご覧ください。
ウエキ園芸HP>> 屋内・屋外壁面緑化/屋上緑化